フィリピン・ミンダナオ島で使われている腰布(マロン)。
マロンとは、大きな布の両端を筒状に縫い合わせた、女性の伝統的な服装です。
腰に巻いたり、肩にかけたり、バッグになったり、ジャケットになったりと、
さまざまな形に変身することから魔法の布ともいわれています。
画像は正装用と思われるアンティークのマロン。深みのあるピンクバイオレット。
これまでもたくさんのお客様を魅了してきました。
世界各地の民族布を通して、たくさんの方との出会いがありました。
ご存知の方も多いと思いますが、私は海外に一切出ず、日本在住のコレクターの方から貴重な生地を譲ってもらい、バッグを作っています。
きびるアクションは、博多の方言を用いて「結んで動く」という意味です。
単にバッグを制作するだけではなく、たくさんの人の手と感性を結びながら、私たちのストーリーが完成します。
福岡に住んでいた頃は海が身近にあったのですが、埼玉に越してきてからは遠い存在になりました。
鎌倉は海岸まで歩いて行ける。会場がある「由比ヶ浜」には、近くに海水浴場があり、夏は賑わうそうですね。
私が鎌倉に親しみを感じるのは海の存在も大きい。なので、海向きのバッグも少し。