国際ボランティア団体×手仕事「shinme」

国際ボランティア団体を通して、現地を応援。
みんなで育てたい小さな可能性「新芽-shinme-」


「ヌーガー(旧 DOR DEK GALLERY)」(タイ)とは知人を介して、
「青い空の会」(グアテマラ)とはSNSを通じて、知り合いました。
窓口の女性が日本人であること、現地で支援しているのが子どもや女性であること、
現地に密着した活動を長く続けていること、こうした部分に強く惹かれて、
ヌーガーとは2016年から、青い空の会とは2019年から、おつきあいがはじまりました。

私がお願いしているのは、おもに刺繍。タイにもグアテマラにも手刺繍文化があり、
若い女性たちが畑仕事や家事の合間に、ひと針ひと針刺しています。
私たちは刺繍やカードをオーダーすることで、団体の活動を応援。
女性たちの働く機会が増えること、伝統技術の継承につながることを願っています。

Nuega(ヌーガー)
<タイ>

手仕事を通して制作者たちの自立や収入促進をサポート
代表:Akiko Dewa

きびるアクションさんに購入いただいた布が、きびるアクションのみなさんの手にかかって、どんなふうに変身させてもらえるのか、いつも出来上がりをワクワクドキドキしながら待っています。
出来上がった作品の写真は制作者本人たちにも送っていて、制作者もみんなすごく喜んでいて、エンパワーメントとモチベーション向上になっています。

◎日本のみなさんへメッセージ

みなさんがNuegaだけではなく、きびるアクションさんで扱っている布や小物を手にとってくださることは、経済的な支援になるだけではなく、制作者の励みになりエンパワーメントに繋がります。そして、失われつつある伝統技術を継承していくモチベーションにもなっています。これからも心のこもった作品を作り出して行きたいと思いますので、温かく応援していただけるとうれしいです。

活動名(団体名) Nuega ヌーガー  アカ族の言葉でつなぐ、つながるという意味
活動拠点  チェンマイ、チェンライを中心とした北部タイ
活動の目的と内容  前身のドーデック(Dor-Dek)は2007年に活動スタート
 子ども達とのアート活動を通して、集中力の向上、自己自尊心の回復(セルフエンパワーメント)、想像力を養うことで自分の生活状況や将来設計などを想像して目標設定ができるようになるなどを目的にしていました。
  その制作作品を販売することで職業訓練に結びつけ、体(=買春や強制労働)や自尊心(=私は物乞いは自尊心を切り売りする行為だと考えている)を売るのではなく、自分達の手で作り出したものを購入してもらうことで、「作り出す」ことに価値を見出して、自己自尊心の回復に繋げて欲しいと思いました。生活のための収入促進。
2023年11月、Neuga(ヌーガー)として新スタート
これまで一緒に活動してきた青年達との制作に加えて、様々な場所で巡り会った素敵な人やモノを紹介して、現地のみなさんの収入促進を応援したいと思っています。

<facebookページ>
https://www.facebook.com/nuegachiangmai

Akiko Dewa Profile
1998年夏 スタディツアーでタイを初訪問。バンコク クロントイスラムでプラティープ女史の活動に感銘を受ける。
2000年 京都精華大学テキスタイルデザイン卒業
2000年−2001年 チェンマイ大学タイ語コース履修
  履修中に現地NPOアーサーパッタナーデック財団(The Volunteers for Children Development 以下VCDF)と出会い、活動に参加。
2001−2007年 VCDFメーサーイ支部で国境での活動
2007年 VCDFチェンマイ本部でドーデックスタート
2020年 VCDFを離れて、個人ボランティアとなる
2023年11月 Nuegaスタート
2003年からVCDFの活動と平行して通訳、スタディツアーコーディネーター

グアテマラの青い空の会
<グアテマラ>

子どもの就学支援や女性の自立支援を行う国際ボランティア団体
代表:白石 光代


きびるアクション(詠子)さんの布への想い。人々への愛情たっぷりのお話をうかがっていると、そんな詠子さんだからこそ、まわりに壁をつくらず、出逢うはずのなかった物や人をひとつにできてしまうのだ、と感じます。
そのうえ、きびるアクションさんが超えるのは人の壁だけではなく、国の、布の壁も同様のようです。グアテマラ共和国の素朴な織物が、人々がまとう伝統衣装が、想像もできないバッグに生まれ変わるのです。
グアテマラ共和国という国を、この国に暮らす人を、彼らが生み出すものを、きびるアクションさんのものづくりを通し、素敵な魔法にかけていただけることを願っています。

◎日本のみなさんへメッセージ

中米にあるグアテマラ共和国の町ソロラで活動をしている小さな支援団体です。2004年、小学校に通いたいのに通えない、そんな子どもたちの応援団になれたらと就学支援活動をスタート。2007年、支援を続ける中で、家庭の事情で小学校を卒業できない、小学校は卒業したものの勉強を続けることができない。そんな子どもたちが多くいる現状を知り、それが顕著である女性たちとの生活自立支援活動をスタート。
小さな会ですが、地元に根付き、「支援する子どもたちの顔が見える。支援してくださる方の声が届く」ことを大切にしています。マヤ文明を築いた人々の子孫である子どもたち、女性たちが、自分たちの伝統文化を守りながら、自立できることを目指しています。
恥ずかしがり屋で、でも好奇心がいっぱいで、笑顔のキラキラしているそんな人々のことを、きびるアクションさんを通し知っていだけたら嬉しいです。

白石光代 Profile

埼玉県松伏町出身。大学卒業後、通信関係の会社勤務。

1999年 青年海外協力隊としてグアテマラ共和国へ。2年間国立農業中学校で花栽培の指導をする。
2003年 グアテマラ政府公認観光ガイドの資格取得のためグアテマラ 共和国の国立専門学校へ入学。
2004年 ガイドの資格を習得。
    「青い空の会」を設立、小学生の就学支援活動をスタート。
2007年 同会にて、女性の生活自立支援活動(グアグアプロジェクト )をスタート。

青い空の会ホームページ
https://aoisora.themedia.jp/