REFASHION CREATOR COMPETITION
廃棄される洋服に新たな価値を
ファッション業界の課題、大量廃棄。
ファッション業界のサスティナビリティ実現に向けて、クリエイティビティ×センスで貢献できるリメイクコンテストに参加しています。
(主催:MODALAVA株式会社)
「リメイクコンテスト」としては、今回3回目の挑戦です。
かつてのコンテストはこちら
https://kibiru-action.net/dcreator/
https://kibiru-action.net/cotton2015/
今回のコンテストは、アパレル素材をアップサイクルするという、私たちが日頃からとり組んでいる活動。
これはやらなきゃ!と、一般社団法人ION(あいオン)のメンバーとともに創作しました。
https://kibiru-action.net/mottainai/
条件は、オリジナル作品であること
人が身につけられるものであること。
10月中旬、都内で開催されたオープニングイベントでは、リメイクの素材となる洋服が会場いっぱいに広げられ、
シャツ・Tシャツ・ニット・パンツ・アウターなど、一人5点までピックアップできました。
ボタンやファスナーなどの副資材も「ご自由にお取りください」的にどっさり。
ファッション系専門学校の生徒さんを中心に約150組の参加があり、およそ900点の洋服が持ち帰られたそうです。
作品は何点でもエントリー可能。
ただし、完成品1アイテムにつき、50%以上、持ち帰った服を使っていることが条件です。
私は、ワンピース2着、パンツ3着、そしてネルシャツのはぎれをピックアップ。
これからご紹介する作品3点は、上記の服を90%使用しています。内布以外は、ほぼ洋服でできています。
作品のテーマ:はずむデイリーバッグ
6枚のパーツをつなぎあわせたカジュアルバッグ。ボールのように丸く、入れるものによって自由に形が変わる楽しさがあります。
生地を2枚重ねにして、縫い代を表に出すことで、ラフな動きや色のメリハリを出しました。
本バッグの特徴
バッグの内布以外は、すべて洋服を再利用しています。割合でいうと90%がリサイクルです。
会場にあったネルシャツは、小さくカットし、並び変えて布に貼り合わせ、ミシンでたたくことで、新しい布地に生まれ変わらせました。
パンツのポケットは、そのままバッグのポケットとして活用。持ち手は、ワンピースのベルトを利用しています。
]
エントリーの際、提出したメッセージ
もともとアップサイクルに力を入れて活動しているため、今回のコンテストは私たちにとってもうれしい企画です。
デザインはもちろんですが、どこまで洋服を再利用できるかに重点を置きました。
クリエイティブな力で社会貢献をしたい、これが私たちの願いです。
作る人も使う人も光が注がれるアイテムづくりを、これからも追いかけていきたいと思っています。
入賞発表は、2019年11月29日(金)
https://www.instagram.com/atelier_hikitsugi
こちらで、エントリー作品を見ることができるそうです。さてさて、どうなりますやら(笑)。