2026年8月7日(金)、8日(土)の2日間、株式会社Green prop様が所有するサスティナビル(東京都港区)で「布からはじまる 夏休みワークショップ ~親子で楽しむアップサイクル体験~」を開催しました。
https://sustaina-building.jp/
今回のワークショップでは、ネクタイや久留米絣、着物などの端切れからつくった「布のマスキングテープ」を使って、S字フックをデコレーション。
好きな布を選び、シンプルなS字フックに巻き付けながら、自分だけのオリジナルアイテムをつくってもらいました。


それぞれの「好き」が詰まったS字フック
2日間の参加者は、小学3年生から6年生までの小学生と大人を合わせて7名。
なかには、夏休みを利用してアメリカから一時帰国していた親子も参加してくれました。今回つくったS字フックは、アメリカの自宅で使う予定とのことでした。
制作では、参加者がそれぞれ好きな布マスキングテープを選びました。
S字フックにマスキングテープを巻き付けていく工程は、思っていたより難しく、大人の方でも手こずる場面がありました。
そんなときは、ボランティアスタッフがサポート。
「ここを押さえておくと巻きやすいよ」と手を添えたりしながら、一緒に作業を進めました。
最初は少し苦戦していた参加者も、最後には無事に完成。
選んだ布の色や柄は一人ひとり違うので、できあがったS字フックも、それぞれ個性のあるものになりました。
完成すると、さっそく帽子やバッグを掛けてみる小学生の姿も。
自分でつくったものだからこそ、「何に使おう?」と考えながら、実際の使い方を試している様子が印象的でした。


クイズをきっかけに、環境のことを知る
会場では、衣服のリユースやアップサイクルについて学べるクイズ形式のプリントも配布しました。
展示販売会の会場では、チラシを手に取った小学生が、その場ですぐにクイズに挑戦する姿が見られました。
また、会場の前を通る小学生にもチラシを手渡したところ、喜んで受け取ってくれる子どもたちも。
「工作をする」だけではなく、布や服がその後どうなるのか、捨てずに活かすにはどんな方法があるのか。
クイズを通して、子どもたちがそんなことを考えるきっかけにもなりました。


ボランティアも一緒に学ぶ2日間
今回のワークショップでは、高校3年生の男性と学校教員がボランティアとしてワークショップをサポートしてくれました。
お二人とも参加者の制作を手伝いながら、環境について考える時間にもなりました。
とくに、S字フックに布テープを巻く作業では、参加者が困っているところに声をかけたり、手元を支えたりと、それぞれのペースに合わせてサポート。
参加したボランティアからも、「活動に参加できてよかった」という声がありました。
子どもたちだけでなく、サポートする側にとっても、アップサイクルについて考える機会になったようです。


「布から広がる、新しい選択肢。」
ワークショップと同時に、会場1階のコミュニティスペースでは、3つのサステナブルブランドによる展示販売も行いました。
「長く愛せる服」をテーマにした KasuRekids(カスリキッズ)。
https://kasurekids.jp/
「ネクタイを楽しむ」をテーマにした Pocopoco(ポコポコ)。
https://www.instagram.com/pocopoco_tie_asupan/
そして、「思い出を未来へ」をテーマにした kibi-ru REMAKE(きびるリメイク)。
https://kibiru-remake.com/
それぞれが異なる素材や方法で、布の新しい使い方を提案しました。
平日は会社員の方、土曜日は近隣にお住まいの方など、会場の前を通る人の様子もさまざまでした。
足を止めて展示スペースに入ってくださった方は、商品だけでなく、それぞれの活動内容にも関心を寄せてくださいました。
韓国人留学生の24歳の女性は、「自分も社会課題を解決するためのアクションを起こしたい」と話してくれました。
そのほかにも、近隣に住む中国人女性や年配の女性、50代くらいの女性など、さまざまな方が展示を見てくださいました。


布をきっかけに、話が広がる
今回のイベントでは、S字フックづくりという小さな体験から、布や衣服のこと、環境問題や社会課題について話す機会が生まれました。
実際に手を動かしてものをつくることで、アップサイクルを身近に感じてもらう。
そして、クイズや展示をきっかけに、普段はあまり考えることのない「着終わった服のその後」について考えてもらう。
そんな時間をつくることができた2日間でした。
今回の経験を、これからのワークショップや展示、アップサイクルの活動にもつなげていきたいと思います。
ご参加くださったみなさま、そして運営を支えてくださったみなさま、ありがとうございました。


