「髭爺」の愛称で、多くの所沢人に愛されている三上 博史さん。
まちの歴史の伝承人として、小学校での課外授業や、さまざまな団体での講演会、町おこしイベントの企画運営など、79歳とは思えぬフットワークの軽さで数々の行事をこなすスーパーマンです。
2023年の春、天国へ旅立ちました。どんな面倒なお願いもいつも快諾してくれて、ありがとうございました。
若い頃は、ネクタイのデザイナー。現役時代の話、本当に好きでした。古いイタリアの生地見本がしびれるほど素敵で、きゃ〜きゃ〜興奮する私を見て、三上さん、ごきげんに笑ってました。
同期にコシノジュンコさんがいて、「ジュンコのうちで、よく飯食った」ってさらっと、かっこよすぎ。
三上さんのこと、所沢の生き字引というけれど、私にとっては大先輩クリエイターで、ほんとに尊敬していました。
先日、形見のポケットチーフでリメイクバッグをおつくりしたら、奥様がたいへん喜んでくださったそうで。
きっと三上さんも目を細めて見ていてくれたと思います。