(有田様より)
ネットで作品を拝見しまして、素晴らしいお仕事をしていらっしゃるので、
バッグをお願いしたいと思い連絡しました。
プライスプリットという技法で作った自作の綿素材の肩紐とハンドルを使って、
ボニーバッグの仕立てをお願いしたいのです。
コットンのコードを組みひものように組み上げたものなので、4mmほどの厚みがあります。
持ち込みの生地はありませんので、そちらにある布で濃いグレーを基調に
あまり柄が目立たないものを2~3種類はぎ合わせていただき、
円形のハンドルを外付けでアクセントにしていただけたらいいと思っています。
そして、お渡し後。
バッグ受け取りました。ステキ、かわいい💕
サイズも色も、プライスプリットの部品を引き立てていただいて最高です。
ありがとうございました。
これをご縁に、「じな工房」の有田さんとプライスプリットを知り、
後日、銀座でのプライスプリットの展示会で有田さんにお会いすることになります。
話を聞いただけでは理解がむずかしい、不思議な技法。
でも、その色合わせや造形物に、非常に興味がわきます。
(2024年夏に有田さんをゲストにワークショップを開催する予定です)
プライスプリットとは
昔からインド北西部の人々は、やぎの毛、綿、麻などで撚ったひもでラクダの帯や装飾をつくってきました。強い撚りをかけたひもを割って、別のひもをくぐらせることで模様や立体をつくる技法がプライスプリットです。
(GINA工房より https://ginakoubou.ocnk.net/)