かつて織物で栄えた所沢へ群馬・伊勢崎から銘仙がやってきます。
銘仙とは、絹でできた平織物のこと。モダンなデザインの伊勢崎銘仙は、
色褪せることなく、いまも新鮮な美しさがあります。
同時期、会場の「柿ノ木ノ下」周辺は、ひなまつりイベントが目白押し。
町をぶらぶらと散策しながらぜひ、足をお運びください。
春をいっしょに楽しみましょう。
3月2日のスペシャルトークショー「伊勢崎銘仙と女たち」
かつては雛人形の産地としても名を広げた所沢で過ごす「大人のひなまつり」
伊勢崎銘仙とは、群馬県伊勢崎市およびその周辺で生産される伝統的な絹織物のひとつ。
銘仙はさまざまな技法でつくられますが、伊勢崎には「併用絣(へいようがすり)」といわれる独自の銘仙があり、縦糸(たていと)と緯糸(よこいと)に同じ柄が染められ、色が重なり合って絵画のような鮮やかな色彩を生み出します。
その技術は世界随一ともいわれますが、後継者不足により、併用絣は2018年ごろに製造が途絶えてしまいました。
伊勢崎銘仙プランナーの金井珠代さんは、伊勢崎市在住。20年以上、伊勢崎銘仙の保存・継承・研究に勤しんでいます。
近年では、早稲田大学の堀 芳枝教授とともに、たくさんの元職人や織り子さんに聞き取りを行い、併用絣ができる工程を調査。そこには、銘仙に関わる人々のさまざまな暮らしぶりが見えたといいます。
今回は、金井珠代さん、堀芳枝教授、おふたりによるスペシャル対談。
世界に誇る併用絣の魅力はもちろん、ひなまつりにふさわしく、織り子さんたちのライフヒストリーにも着目します。(※堀教授は、フィリピン地域研究やジェンダー、国際関係論を専門とされています)。
お申し込み先はこちら
https://kibiru250302.peatix.com/
◯日時=3月2日(日)13時〜15時30分
◯会場=古民家ギャラリー 柿ノ木ノ下
(埼玉県所沢市寿町22-2)駐車場はありません
所沢駅(西口)から徒歩10分
12時30分〜 受付開始
13時〜14時 スライド&トークショー(後半:質疑応答)
14時〜 おやつタイム、フリータイム
15時30分 終了
◯参加費=事前払5500円(税込)ケーキ、薬膳茶、冊子付き
◯定員=20名