初のアクセサリーはカナコプロデュース。タイから届いた、カラフルで美しい刺繍。kibi-ru ACTION

Akha handcraft Accessories
kibi-ru ACTION 初のアクセサリー
プロデュースはcanaco_

きびるアクション

バッグ屋の私たちがつくった、はじめてのアクセサリーです。
アパレルブランド「canaco_(カナコ)」の代表であり、ファッションデザイナーの清松 加奈子さんによるプロデュース。
いつもながら、加奈子さんのひらめきには驚かされます。

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加工する前は一枚の刺繍布だった
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シンメトリーになるようにカットして縫製。フリンジも制作

アクセサリーのベースになっているのは、タイ・チェンマイ県のストリートチルドレンや、機会に恵まれない子どもたちを支援する「アーサーパッタナーデック財団」を経由して仕入れた、山岳少数民族「アカ(Akha)族」の手刺繍。
ストリートチルドレンたちの作品を販売する「DOR DEK GALLERY(ドーデックギャラリー)」は、2017年に閉鎖しましたが、いまもそれぞれの場所で制作活動は続いてます。

その青少年たちと私をつないでくれるのは、日本人ボランティアで、タイ在住の出羽明子さん。
これまでも彼らがつくったバッグチャームやアップリケ、刺し子などを送っていただきました。その素朴なかわいらしさ、ていねいな仕事は日本のお客様にも大好評。イベントではいつも完売です。

畑仕事や子育ての合間に針を刺す、アカ族の女の子たち
手仕事のすばらしさを知って、伝統を継承してほしい

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(写真左)出羽さん

(kibi-ru ACTION)刺繍をする女の子たちが山で生活をしていると聞きましたが、どんなロケーションですか?

(出羽さん)今、刺繍ができる女の子は5〜6人いて、そのうち一人はチェンマイ市内で暮らしています。それ以外の女の子たちは、みんな違う村で、チェンライ県山岳部のアカ族の村で暮らしています。
チェンライ県メースワイ郡、ウィアンパパオ郡の女の子たちが暮らす村は、国道から横道にそれて1〜2時間急こう配の山道を入っていかなくてはいけません。それぞれの村に入る公共の交通機関はほとんどなく、村人は90-120ccのバイクを乗りこなして移動します。

その地域は、かつて第二次世界大戦後からケシの栽培が盛んにおこなわれ、阿片の産地として世界的に悪名高い場所でした。1980年代から故ラマ9世による「足るを知る経済」の理念をもとに、この地域の少数民族支援として、麻薬に代わる換金作物を生産するための支援活動が大規模で行われています。ここ10年ほどは高冷地農作物やコーヒー栽培で成功。自分たちで村のコーヒーとアカ族の伝統文化風習をブランド化して村おこしをしようとする若者もあらわれはじめています。

(kibi-ru ACTION)刺繍をする女の子たちの年齢はいくつくらいですか?

(出羽さん)現在は19〜28歳です。最近では、32歳の女性がまた刺繍をはじめたいと連絡をしてきました。

(kibi-ru ACTION)ひとつの刺繍を完成させるのに、おおよそどれくらいかかりますか? 色や図案は本人たちが自由に考えているのでしょうか。

(出羽さん)畑仕事や子育てなどの合間に刺繍をしているので、かかる時間はまちまちです。色合いは本人たちに任せています。ただし、デザインは古典的な柄にしてほしいとリクエストしています。そうでないと、バラや蝶々など最近の若者の流行に偏りがちなので。

(kibi-ru ACTION)刺繍以外の仕事はあるのでしょうか。

(出羽さん)おもに畑仕事、日雇いの小作、またはチェンマイ市内で定職(食堂の給仕など)についた子もいます。最近は、このコロナ禍で他の国々と同じくタイ経済もダメージが大きく、職を失う子が多いです。

(kibi-ru ACTION)最後に、メッセージがあればぜひ。

(出羽さん)元ストリートチルドレンの青年たちが得意なことをみつけて、楽しみながら収入促進できるよう支援しています。それが、第二、第三世代のストリートチルドレンへの負の連鎖を断ち切る力の一つになると思い、続けています。
これからも、ドーデックらしさや味わいを残しながら、新しい事にチャレンジしていきたい。同時に、アカ族や他の民族が昔から伝えて来た技術を継承していければとも思っています。手仕事を引き継ぐ若い世代が年々減少している中で、自分たちがもつ手仕事のすばらしさに気がついてくれる若者が少しでも増える事を願っています。

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彼女は、妊娠が分かった時に自分の子どもに着せる衣装を自分の手で作りたいと思い、義母や義祖母から刺繍を教えてもらっている
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彼女の息子は生まれつき下半身が不自由。これまでは息子の世話を祖母に任せ、彼女は日雇や食堂などで働いていたが、昨年、祖母が倒れてしまい、今は刺繍をしながら息子と祖母の世話をしている

たくましく生きながら
針仕事と向き合う彼女たちの手刺繍

さまざまな環境や境遇の中で、たくましく生きながら針仕事と向き合う彼女たちの手刺繍が好きです。
私も、縫製スタッフも、刺繍の向こうに見える彼女たちの手を想像しながら、その時間を引き継ぐように加工しました。
アクセサリーは、ピアスとイヤリングの2種類。印象的なビビットなカラー。存在感がありながら、つけ心地はとてもエアリー。
数量限定での販売です。

<イヤリング>
金属アレルギー対応のニッケルフリーゴールドメッキ処理。
<ピアス>
サージカルステンレス316(SUS)、ニッケルフリーメッキ処理。

好評販売中 カナコーンオフィシャルサイト
https://shop.canaco-shop.com/


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きびる旅

でかけませんか、バッグをもって。

きびる旅は、出先で見つけたショップやレストラン
心踊るイベント、作者の旅を記録しています。
また、みなさまの着画フォトや
うれしいエピソードも紹介します。