大事な友人からのオーダー。自分の普段使いのバッグと、息子用のバッグをつくってほしいというリクエスト。
息子さんは大学一年生。通学用のバッグと聞いて、はたして年頃の男の子に通用するバッグなのか戸惑いはありましたが、なんとかミッションクリアです。
息子さんが生まれたとき、お母様が孫である息子につくってくれた手作りの甚平をいれてほしいとのこと。息子さんの記憶はないようでしたが、友人にとっては19年近く捨てずにとっておいた大切なものです。その願いは叶えてあげたい。そこで、甚平の生地はポケットの裏地としてしのばせ、使う人だけがわかる仕様で仕上げました。
<お客様の声です>
アドバイスを受けながら持ち手を選んだり、好みの生地を組み合わせたり、ステッチの糸やポケットの配置を考えたり、楽しかったです。いろいろと素敵に仕上げてくれて、ありがとう。息子がはじめて着た甚平を使ってもらって、気に入っています。息子のバッグと私のバッグがリンクしている感じもとても嬉しいです。
日本の古布が好きな友人には、昭和の帆前掛けや半纏、武州正藍染を使用。
息子さんのショルダーバッグにも武州正藍染とデニムを使用しています。