有田銀子先生(じな工房)をお迎えして、インドのクラフトに挑戦します。
(以下、有田先生より)
プライスプリット
ply-split-braiding とは
昔からインド北西部の人々は、ヤギの毛、綿、麻などで 紐を撚り、ラクダの帯や装飾を作ってきました。強い撚りの紐を割って別の紐をくぐらせて、模様や立体を作る技法がプライスプリットです。
好きな素材や色で紐を撚り、それを組み合わせて自由に作れるので、可能性が無限に広がります。道具も小さく、持ち運んでどこでも楽しめます。
とはいえ、自分でコードを撚るのは初心者には敷居が高く、しかも日本では、プライスプリットに向いたコードはほとんど販売されていません。
じな工房の銀子さんは、日本では数少ない講師のひとりで、プライスプリットの楽しさを広げるために、オリジナルの道具や糸(コード)をつくりました。
日本で資料を探してもなかなか見つからず、海外から取り寄せた本は、当然、英語で書かれていて、それらを訳してお話ししてくれるのも、もと英語教師の銀子さんならでは。
インド北西部の文化歴史を聞きながら、色とりどりのコードを使ってブレスレットやグローブホルダーをつくります。
目次