kibi-ru ACTION BAG展 〜BLEND 響きあう布〜
3週間の展示会は最後まであたたかく、盛況で終了いたしました。
緊急事態宣言中の展示会。いつもとは違う、不安や緊張感がありました。
でも、会場の瑠璃門さんが、できるかぎりのコロナ感染防止対策をしてくださったこと、
「きびるバッグを勧める自信はある」とおっしゃってくださったこと、
頼もしい高岩オーナー、娘のゆかさんのおかげで、無事に3週間の展示会が終了いたしました。
一つも売れなくても仕方ないと覚悟して、期間限定オンラインショップを立ち上げ、
ギャラリーでも、オンラインでも、同時に楽しめる2way展示会に初挑戦。
結果は、店舗とオンラインあわせて、およそ半分のバッグがお客様へ届けられました。
瑠璃門さんにとっては、はじめてのオンライン販売。
「作者に背中を押していただいた。長い商売の中で、はじめての経験」と、高岩オーナー。
いろんな意味で価値のある展示会だったなと、あらためて感じます。
瑠璃門さんには実店舗での接客とオンライン管理の2つを同時進行していただくことになり、たいへん恐縮でしたが
「本当に楽しい1ヶ月を過ごすことができた」といっていただき、心からやってよかったと思います。
オンラインとオフラインは2つでひとつ
世の中は、コロナによって大きく変わりましたね。
多くの方が指摘するように、これを分岐点にいろいろな価値観が見直されていくのだと思います。
そして、ますますオンライン化は加速し、接客や販売もどんどん形を変えていく。
でも私は、やはり「リアル」にこだわりたい。扉を開けたときの匂い、手に取った瞬間のぬくもり、
その場でしか味わえない空気感をこれからも大切に、今後も新しい展示会を続けていきます。
コロナ禍で学んだ展示会のあり方、それは、オンラインとオフラインの融合。
リアルな場所を用意し、豊かな表現力でその「リアル」をオンラインにのせる。
kibi-ru ACTIONの世界をどうやったら伝えられるか、大きな宿題をもらいました。
遠くからお越しいただきましたみなさま、いつも応援してくださる方々、本当にありがとうございました。
そして、高岩さん、ゆかさん、もう少し落ち着いたらお店にいきますね。
本当に楽しかったです。新しい成長をありがとうございました!