世界の民族布がつまった「Crash fabric coaster」
世界各地の民族布を使ったエスニックなバッグを制作販売する、kibi-ru ACTION(きびるアクション)。
バッグの制作中に出る「ハギレ」を、所沢市の障がい者生活介護施設【バオバブの木 そらのいろ】といっしょにリメイクしています。
そのひとつ「Crash fabric coaster(クラッシュ・ファブリック・コースター)」の制作風景を紹介します。
私たちが扱っている布は、世界各地の民族衣装。年代もので手の込んだヴィンテージの織物をメインにつかっています。
独特の色彩や絵柄は、各国の伝統や文化をあらわすもので、それぞれに意味があり、その国の背景を垣間見ることができます。
通常ならば捨ててしまうような小さいハギレでも、その愛おしさから捨てるに捨てられず、
何かに使えないかと考えて生まれたのがこのコースターです。
12cm四方の布に、一枚一枚、手作業でハギレを貼り合わせ、ミシンステッチでおさえる。
シンプルですが、手間と時間と根気が必要な作業です。
ちなみに、コースターの土台となる布は、廃棄される予定だった縫製工場の残布を活用しています。
[
貼りの作業を行っているのが、「そらのいろ」のスタッフと利用者さんたち。
ハギレを選ぶのは利用者さん。それをのり付けするのはスタッフ。細かい約束事をクリアしながら、二人三脚で作業します。
最初はうまくいかず、やり直しも多々ありましたが、最近ではほとんど直しがないほど上達しました。
厚みがあるコースターは、カップやグラスの下はもちろん、花瓶の下に敷いても使えます。
また、気に入ったものはフレームに入れて飾ってもすてきです。
所沢市内のショップや、東京都世田谷区のカフェでもご使用いただいています。
障がい者支援施設と連携しながら、アップサイクルなものづくりへの挑戦。
SDGsの目標達成にもつながるこの取り組み、応援よろしくお願いいたします。
【お手入れについて】
この商品は若干の色落ちがあるため、洗濯の際は、他のものとわけて手洗いしてください。
つけ置きや漂白剤入り洗剤のご使用はお避けください。
はぎれ特有のほつれは、こまめに切り揃えることで収まっていきます。
バオバブの木のホームページ
https://baobabunoki.wixsite.com/baobabunoki
★コースターは卸販売も行っています。
詳細はこちら
https://kibiru-action.net/product/oem/